アトゥールの日々

目指せインド or カナダでFire!!

メールの乗っ取り😮

最近あった事件😱

 

主人の会社であったメールの乗っ取り。

主人の会社は海外のメーカーさんの商品をインドで売りメンテもするという事を主としている。

お客様からご注文を頂いたら、メーカーさんにオーダーを出し、全額前金を頂き、メーカーさんが入金を確認したら、機械を発送してくれると言う安全運営だ。

 

先日ご注文を頂いた商品に対し、メーカーさんからメールが会社の担当者に届いた。

 

代金を振り込む銀行口座が変更

 

との事。

 

お支払いはお客様に直接お願いするものなので、通常ならそのままお客様に連絡をする。

CCに入っていた主人は、すぐさま担当者に連絡し、お客様に連絡する前に、メーカーさんに直接確認をする様、指示。

その後、担当者が言うには、

 

確かに銀行口座の変更があったと言う。

 

が、主人は、

何かおかしい🤔

 

と言う思いが拭えず、しつこく担当者に再度確認する様、言う。

 

そこで、主人がメールを一から見直してみた。

 

ご注文を頂いた初回のメールからCCに入っている主人、そのメールに返信する形で、担当者とメーカーさんで、何度もやり取りされており、今回の口座変更依頼メールの下にも、今迄のメールがきちんとついていた。

 

送付人であるメーカーさん側の担当者名もこちらの担当者の名前もきちんと記載されている

 

が、

 

が、

 

良ーく見ると、

口座変更メールの送付人のドメインが以前のメール(社名)のものとは違い、outlookになっていた😮😮

(例)アレクサー@ABCカンパニー

 が、アレクサー@outlook

となっている。

 

慌てて主人がお客様に連絡し、一旦、支払いを止める様、依頼した。

 

即、担当者に連絡し、メーカーさんの口座は本当に変更になったのか、再度確認するよう指示を出す。

 

担当者は、ちゃんと確認しました!

 

と言うものの、詳しく確認すると、銀行や口座番号などは変更していないことが判明。

特にお客様に連絡をしなければいけないような変更では無く、社内処理で済むマイナー変更だった。

 

会社の担当者がどういう照会の仕方をしたのか知らないが、

 

おたくの会社の銀行口座何か変更あった?

 

変更?うん、なんかちょっと変更したみたいだよ!

 

てな、幼稚な会話が双方であったのだろうと思われる。

 

2度、3度と主人に、確認を求められたにかかわらず、担当者は変更事項の詳細を確認することもなく、お客様に間違えた情報を提供したのである。

 

ここで、お客様がその口座へお支払いをしてしまえばどうなるか?

 

お客様 :お金は全額払ったから、早く機械を送ってくれ!

メーカーさん :お金は貰ってないから機械は発送できない。

 

という事で、間違えた口座情報を連絡した主人の会社の責任となる訳だ。

 

総額1千5百万円以上の損失となる。

 

担当者を𠮟りつけたのは言うまでも無いが、パっとメールを見るだけでは気付かない。

 

主人に何でおかしいと思ったの?

 

と、聞くと、

会社のメイン口座がそう簡単に変わったりしない!

 

と言うことだった。

 

なるほどな~

 

本当に恐ろしい世の中である。

昨今、ワークフロムホームで、個人メールから社内メールに届くこともあるので、一見して気付かないのも致し方ない。

 

この事件を考えると、

 

全てのメールは見られている!!!

 

そして、この入金直前でメールが来ると言う事は、

 

お金の動きを把握している!!!

 

という事でもある。

 

内部の犯行か🙄

いや~、それはないな~

小さな会社で、そんな技術と頭脳を持ち合わせた優秀な人物は会社にはいないと断言できる!!😂

 

何とも恐ろしい世の中である。