一昨日のストーム
それは突然やってくる😰
4月26日の夜、突然の強風、いや砂嵐。
昼夜問わず、それは突然やって来る.
こんな時に家の窓が開いていたりしたら、それはそれは大惨事となる。
そう、家じゅう砂埃だらけ。
雨を伴う事もあれば、風だけのこともある。
我が家は只今工事中。
3階の外へ出るドアははずさされており、誰でもウエルカム状態。
なんなら1階のドアも外れている😅
頑丈に閉められているのは、私の住むフロアーのみ。
それでも、あらゆる隙間から砂埃りが入りこむのであるから、階下の惨状は容易に想像が出来る。
このままでは、1階が砂で埋もれてしまう。
突風が吹く中、大きなシートでドア枠を塞ごうとメイドちゃんにシートを抑えてもらい、私がテープで縁を止めていたが、なにせ強風、途中で何度も風に押され剥がれるのを椅子で抑えつつ二人で必死にテープを張り、ほぼほぼ張り終えようとしていたところへ、
自分たちの車を見に行った主人と子供たちが何やら外で叫んでいる
オーマイガッド!!!!😱😱😱
それに、気を取られた私達は一瞬手が緩み、
ほぼ張り終えつつあったシートが、
べっりっつつつー--
と、剥がれた😭
この強風に打ち勝つ強い日本の補強テープが欲しいとこの時程、願ったことはない。
外へ出てみると、木が倒され
お向かいさんの車に見事刺さっている。
フロントガラスもサイドガラスも割れ、ボンネットも屋根も大きくヘコんでいる。
我が家のソサエティーは各家の前に大きな木が植えられており、強風が吹くと1本、2本と倒れて、この様な被害が数年に一度起こる。
昔は小さな木だったが、今では、家の屋根を超える程に成長してしまい、強風には耐えられない様だ。
こんな日は火事も良く起こる。
突風が起きた後は、救急車や消防車のサイレンが良く聞こえる。
これは、突風の後マネッサールの工業団地にあるスラムで起きた火事である。
空が燃えるとはまさしくこの事。
ここは、工業団地に勤めるワーカーさん達が住んでるスラムの様なところ。
こういう時被害が出るのは密集しているスラムである。
外で小さなガスをつかってお料理をしているところへ突風がくると、ガスの火が周りに飛び移り火事を起こすのである。
その後プロパンが爆発し大惨事となった模様。
翌日の新聞で死者は1人と出ていたが、ケガ人はきっと多く出た事であろう。
以前、私が支援していたスラムにある学校でも火災があり、一面焼け野原となり多くの人が家を失った。
ソサエティーで古着やシーツ、食器などあらゆるものを集めて届けに行った。
ボランティアの人が残った屋根の上から、服をバラまいており、集まった人がそれを取り合っていた。
彼らが去って行った後は、灰と泥にまみれ踏みにじられた洋服が山の様に残っていた。
スラムは密集しており、逃げ道も無く、非常に危ない。
火災が起きる可能性が一番高い地域であるにもかかわらず、行政はなんら対策を取っていない。
ボランティアの方が建てたスラムに住む子供達の為の学校が一番奥にある。
そこに、たまに顔を出していたが、私は、まず初日一番に逃げ道を確認したものだ。
主人には、そこへは行くな、なんならドライバーさんにも反対された。
それは、そこに住む人々が危ないと言う意味ではなく、衛生上の問題や家事などの恐れがあるからである。
何かをしたい気持ちはあっても、結局、なかなか実行できないジレンマに陥るのが、ボランティアあるあるである。