モスクワ大学
未来は不確定
今日、久しぶりに昔のご近所さんにあった。
彼女の息子さんは高校3年生。
大学受験も終わり、進学も決まったとは聞いていたが、なんと入学予定の大学とは、
モスクワ大学医学部
だと言う😨😨
何とも驚いた私。
いや、無理でしょう!!
と思わず口にしてしまう。
ルーブルは下落一直線。
経済制裁はこれからも加速するであろう。
インフレも半端なく、ルーブルが紙切れになるとは思わないが、経済も政治もどうなるか分からない今後を考えると、再考せざるを得ないのでは無いか?
インドから海外の大学と言えばやはり一番人気はアメリカ、イギリス、そして続く、カナダ、オーストラリア、近場で言えばシンガポールと言ったところで、ロシアへ行くと言うのは初めて聞いた。
医者になりたいお友達の次男君。
医者への道は長く遠い、そして高い。
ロシアの大学に決めたのは、学費が安いからという事と、インド国内の有名医大には受からなかったと言う理由かららしい。
インドは今回の経済制裁にも加わらず中立の立場を示している。
と言うのも、ソ連時代からロシアの武器を購入しているインド。
あからさまにロシアを非難できない立場という事だ。
インドは西はパキスタン北は中国と、常に国境紛争を抱える国である為、武器供給が途絶えることは何としても避けなければならないと言う事情があるらしい。
今、ロシアに住む日本人が脱出できず、ウラジオストク等で足止めとなっていると聞く。経済制裁に加わった国の者は人質という事なのだろうか?!
戦場と化したウクライナからの脱出は言わずもがな死の行脚だろう。
ウクライナ人はもちろん、軍事進攻したロシアの国民もロシアに住む外国人も皆、困難に直面しているのだ。
日に日に加速するインフレに物の値段は倍々になっているロシア。
ソ連時代から何度も経済制裁を受けているロシアを経験し、またそれを伝え聞いている若者は食料を備蓄し、作物を植え自給自足の準備をし、紙幣を必要物資に変え、経済制裁に備え初めている言う。
昔我が家の隣に住んでいたロシア人は今どこにいるのだろうか?
どの世も、苦しむのは一般市民。
コロナが始まってから、日本でも食料を備蓄しろだの、スーパーインフレがやってくるなどと言う人が増えているが、誰がいつ言っていたのか記憶に定かでないが、
昨年秋頃、
2020年早々に戦争が起こる!
と言っていた人がいた。
それを聞いた私は、内戦はあっても国をまたぐ戦争が起こるなんて🙄
アフリカとかか?
と思ったが、ユーラシア大陸(アジアやIS関係ではない)と言っていたので、とても信じられなかった。
どこも、コロナで経済が悪化し次から次やってくる変異株の脅威に対策を練っていると言うのに、他所の国に構っている暇なんかないはずだ。
と、
軽く無視したが、なぜか記憶に残っている。
が、今思えば、この予言は見事当たっていたでは無いか。
その人が言っていたのは、
戦争が起きても第3次世界大戦にはならない。
色んな国が裏で介入はしても表立っては2国間の戦争になると言うような事を言っていたと思う。
インドもガソリン代が急ににあがった。
ダディーが会社に電話してきて、明日よりガソリンが値上がりするから、帰り道に満タンにして帰っておいでと言う。
そして、家につくなりダディーは言う、
後2台はどうする?!
つまりは、後の2台も満タンにしてこい、という事だろうが、勘弁して下され,🙏
突然ロシアに進攻された国ウクライナ、今迄楽しい学生生活を送っていた大学生が突如国を守るために兵士となる。
キエフが包囲されるのも時間の問題のようだが、その後、ウクライナはどうなるのだろうか。
国を守る為に立ち上がった若者達の将来は、
国を追われ家族を残して隣国に逃げたお年寄りや女性に子供達は、
ゼレンスキー大統領とその家族は、
色々な問題を抱えるインドに居ても平和ボケしている私。
さすがに、息子と同じ若者が、突如銃を持って戦う現実がすぐそこにあると思うと、なんとも心が痛む。
この世は良くなる一方だと信じていたが、果たしてそうなのだろうか?
アメリカの庇護にあると信じて止まない日本は本当に大丈夫なのだろうか?
北朝鮮、ロシア、中国の脅威に核を持たない日本は、本当に平和を維持できるのであろうか?
インドで戦争が起きたら私はどうするのであろうか?
散々お世話になった義理両親を残して自分と子供だけ出国などできるだろうか?
人間の本心なんて、その場になってみないと分からない。
ダーリン、大好き💕💕
などと日頃言っていても、一目散に日本大使館に連絡し避難便を予約するかもしれない💦
大学祭の準備に日々忙しく追われている長男を見ていると、なんとも複雑な思いが寄せる今日この頃である。