アトゥールの日々

目指せインド or カナダでFire!!

老人ホーム面談解禁(1)

この母娘ってホント、どうよ!?

 

私には尊敬してやまない95歳になる祖母がいる。

実家から車で30分程の所にある老人ホームに入居している。

最後に会ったのは3年前の帰省の時。

その時は、祖母のベッドに潜り込み、一晩一緒に明かした程、大・大・大好きな祖母である。

その夜、祖母に壁側に寝てもらう様、何度もお願いしたが、夜中何度もお手洗いに起きるので、外側に寝ると言う。

 

ベッドの落下防止柵も邪魔だからしないと言い張る。

何せシングルベッドである。

30cmあれば寝れる私なので、二人位寝れるが、祖母がベッドから落ちないか心配で、結局一晩中寝れず、2回目のお泊まりは断念した💦

 

そして、昨年コロナが始まってからというもの、面会が出来なくなった。

母は月に2、3度、お菓子を届けたり等、会いに行っていたが、それも出来なくなってしまった。

母は、

『あーこれで、会いに行かなくても良くなったわ』

 

と、喜んでいた😤

 

が、何も出来ない私は母を責めることは出来ない。

母も75歳のお祖母ちゃんなのである。

そろそろ、運転免許も返上しなくてはならない年齢に差し掛かったのであるから、面倒に思うのも仕方のない事である。

 

インドにいる私は、唯一祖母と話が出来るのは、母がお見舞いに行った時である。

それも国際電話なので、祖母ってば、気を使って、すぐ電話を切ってしまうので、何度もかけ直さなくてはならない😣

 

私が高校生の頃

 

行ってきまーすと家を出て、そのまま自転車で15分程の祖母の家へ直行し、2度寝をしていた。

学校が嫌と言うよりは、進学校だったのだが、私は勉強が大っ嫌い。

授業が退屈で退屈で仕方がなく、良く祖母の家へ逃げ込んでいた。

 

祖母は、いつも何も聞くこともせず、優しく私を迎え入れてくれていた。

勿論、私と祖母の結束は固く、母にバレることは無かった。

 

ただ、頻繁に私が、制服を着て現れるのを見る度に、祖母は、母に相談することも出来ず、口にはださずとも、大変心配していたことであろう。

祖母には、

『出席日数はちゃんと計算してるから、大丈夫よ!』

 

と、言っておいたが、そう言う問題ではなかったであろう。

 

そんな祖母、施設で独りぼっちで母にも会えず、なんとも寂しい日々を過ごしていることだろう。

想像するだけで、胸が痛む。

 

母には、何度も何度も、施設に電話して様子を聞いてくれと言うが、

『何かあったら向こうから連絡来るでしょ~』

 

と、一向に電話をしない。

 

一度、私が施設に電話して聞いてみようかな?

 

と、言うと、案の定、

施設の方々は大変忙しい、そんなお手を煩わしてはいけない!!

 

『勝手に、電話なんか入れたらあかんよ!!』

 

と、むっちゃ怒られた😫

 

こ、怖いよ、お母さん💦

本人と話したい場合は、事前に連絡を入れて日時を設定するらしい。

 

我が家の鉄則

母を飛び越えて、アクションしてはならぬ!!

 

そう、何をするにも、母にお断りを入れねばならぬのである!

 

と、言うのも、我が家の男共は、本~当に、役立たず!!

(声を大にして言いたい!)

家の事、外部との折衝、全て母が対応している大主なのである。

会計士、税理士、市役所、ご近所さん、弁護士さん、事故った際の交渉、保険屋さん、病院 etc.

そう言えば、893さんの事務所に乗り込んだこともあったな~~

知らずに行ったら、8-さんだったんだけど、そこで帰ってこないところがすごいのよ。(この話はまたの機会に)

 

確かに母の折衝力はすごい!

 

そう、母は強く逞しいのであるが、心も硬化しつつある、今日この頃である。