旅立ち
とは、一生のお別れなのか?
心の準備は出来ていた。
いつ、その日を迎えようとも大丈夫。
前のブログにも書いたが、死とはただ寿命が尽きただけであると。
皆、いつか旅立っていくのであると。
心の中で思っていた、
年老いたあなたを置いて日本には帰れない。
家の改装をしなくてはならないが、あなたをどうしたものか。
旅行に行くにも、マミーダディーとは、一緒に行けない。
なぜなら、あなたをペットホテルへは行かせたくない。
なんなら、カナダに移住する際に、飛行機に乗れるだろうか?
などと、遠く先の先まで心配していた。
そんな、訳はないのである。
いつまでもずーと、一緒にいられると心の何処かで思っていたのではないか。
我が家のスターワンコは、14歳で永眠しました。
ガリガリにやせ細り見るに堪えない姿ではあったが、食欲だけは旺盛。
1日中、食べ物を欲しがっていた。
亡くなる前は食欲が衰えるものだとばかり思っていたが、そうではなかった。
最後の日が分かっていたなら、幾らでも好きな物を食べさせてあげたのに。
お散歩だって、好きなだけ連れて行ってあげたのに。
腸の機能が落ちた段階で、先は長くなかったのかもしれない。何を食べても体に栄養が行かないのである。
彼は、幸せだったのだろうか?
小さな小さな彼の世界
勝手に連れてこられて、与えられた世界
拒否権などどこにもない世界
大きなお庭のあるお家だったらもっと楽しかったのではなかろうか
あなたの為に美味しいご飯をつくってくれるママが良かっただろうか
いつも、一緒にいてくれるママが良かっただろうか
この14年間、私達は、あなたに一杯一杯、幸せをもらったけど、私達は同じように、あなたを幸せに出来たのだろうか?
会いたい、最後にもう一度会って抱きしめたい。
最後にもう一度。。。
我が家のワンコを可愛がってくれた皆様に、厚くお礼申し上げます。🙏