苦肉の策💦
探し物が見つからない夫
探しに探した後に言うのは、いつも決まって
『お前に渡した!』
これは、我が家の常套句である。
そもそも私に渡した記憶が微かにでもあったら、もっと早く私に聞くだろうが、隅々まで探して見つからなかった後に言うその言葉、
それは、
苦肉の策
と、言うものである。
インドの家庭は人の出入りが激しい。
住込みのメイドさんに、庭師さん、通いの掃除屋さん、はたまた良く物が壊れるので、電気屋さんに水道屋さん。
色んな人が日々出入りをする為、物が無くなったりするとすぐ、
取られたのでは!!
と、思う人多し
確かに、手癖の悪い人はいる。
が、20年以上に渡って見たきた私が思うのは、長きに渡って仕事をしている人は、まず物を取ったりしない。取る人は、とっとと見つかって辞めさせられる。
お店もしかり、私など初めて入ったローカルマーケットの小さなお店に、何度お財布や携帯を置き忘れた事か!(威張って言うな 👋ペシッ)
が、戻ってこなかった事は一度も無い。
他人を疑う前に、まずは我が身を疑え!!
マミーも、探しても見つからないとなれば、すぐ私に渡したと言う。
もち、断固否定する。こう見えてもきちんとしている方である。
置き場所は常に決まっているので、そうそう間違いは起こらない。
が、何度も
『渡した!』
おまけに、
『お前は受けとった後、どこそこあたりの引き出しにしまっていた』
とか、シチュエーションまで言われると、段々その気になってくるではないか。
あれっ、私かっ🙄
と、自分が間違っている気になってくるから、言葉とは恐ろしい。
いやいや、ここで、彼の心理作戦に負けてはならぬ。
今ままでも、私から出てきたことは、まず無い。
今回も胸を張って、言おう!
『絶対知らない😤😤』
とは、言ったものの、ちょっと彼のいない時に見てみたら、
まー見事発見、私の引出しの中😅
こ、こんな筈では…
どうしたアトゥールよ!?
これは、コロナの後遺症の一つである記憶障害か、はたまた、アラフィフになったとたんあらわるる脳の劣化であろうか??
一度、私のミスが露呈すると、後がうるさい。
これは、どこか別の場所から出てきたこととしよう。
私の揺るぎない自信が見事粉々になった夜であった。