アトゥールの日々

目指せインド or カナダでFire!!

目指せ香港✈

もれなくモルディブがついてくる😍

 

仲良し家族に香港人の奥様とインド人の旦那様カップルがいる。

彼らは、今、人生最大と言っても過言ではない、大・大・大ピンチを迎えている。

 

香港でビジネスをしていた旦那様は、社員であった奥様と結婚し在留資格を取得。

その後、今から10年程前に拠点をインドに移し、今では大学生の娘と中3になる息子の家族4人で仲良く暮らしている訳であるが、今年、旦那様の香港在留資格が切れる為、”何がなんでも”香港に帰らなくてはならないと言う。

去年から騒いではいたが、なにせコロナ禍、フライトが無い。その内終息に向かうだろうと、呑気に構えていた去年。

誰が想像できたであろうか、これ程の長期戦になるとは!!

焦り始めたお友達、ひたすらフライトを探す毎日。

 

*インドからの入国がOKな国

*隔離期間の確認

*経由国から香港へのフライト検索

(インドから乗り継ぐ者は、経由国で21日間の隔離が必要)

*そして着いた香港、またしても21日間の隔離(長っ😣)

 

インドを起点に西回り、いや東回りと巡ってみた結果、編み出したプランが下記の通りである。

 9月17日 :インド🛫モルディブ (島で21日間滞在)

10月10日 :モルディブ🛫シンガポール

10月10日 :シンガポール🛫香港 

10月11日 :香港到着後ホテルで21日間隔離

 

こ、これは冗談か❓❕

デリーから直行便であれば、8時間で着く香港。3週間もかけて行くのか??

 

『ノーオプション』

と、お友達は言う。どうも真剣な様子である。

 

インドー日本間であれば、フライトも飛んでおり、隔離期間もPCRの陰性証明書があれば短くて済むが、今、ビザが下りない。

現時点でのデリー&グルガオンのコロナ状況は、いたって落ち着いており、陽性者もかなり少なくなってはいるが、まだまだ、色々な国で鎖国が続いている模様。

 

一体、幾らかかるのであろう😨

考えると空恐ろしい

 

観光がメイン産業であるモルディブは、ワクチンを接種していない人でも、陰性証明書があれば入国でき、ホテルも通常の2割~3割安のお得プランがわんさかネットに出ている。去年から、コロナが少し収まると、或いは一度罹ったからもう大丈夫とでも言わんばかりに、勇んでモルディブへ旅行に行く人が、チラホラいた。少しでも観光客を招聘したいらしく、かなりお安くしているホテルもある。

とは言え、元々ホテル代が高いモルディブ、そこに21日間ときた。

空港のあるメインランド(マレー)であれば、安いゲストハウスもあるだろうが、ワクチンを2回接種した者でないと滞在出来ないと言う。現在、インドでは16歳以下は接種出来ない為、次男君はまだワクチンを接種していない。

と、いう事はですよ、本島から天国の島と呼ばれるリゾートアイランドに行って、そこに滞在するしかない、となるわけである。

21日間モルディブ隔離、最高ではないですか😍😍

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私達は、今までに何度とモルディブのホテルを予約し、美しいー島を毎夜夢見ていたが、なぜか

気付けば、インドの聞いたことも無い地名のホテルにいた事が一度ならずある💦

 

思えば、このお友達家族は、ここ数年色々大変であった。

数年前に旦那様が心臓の手術をし、甲斐甲斐しくお世話をした奥様。

去年のコロナ禍では、そんな旦那様の健康を気遣い、ほぼ自宅に籠って乗り切ったお友達だが、今年に入り家族全員コロナにかかった。

漸く、回復したと思ったところへ旦那様の腹膜炎が重症化し、即、手術が必要となった。

が、コロナ陽性直後では、コロナ患者の棟へ入れられるがそれは避けたい。奥様の看護なしには絶対入院しないと言い張る旦那様。激痛に耐えながら、毎日PCRの検査を受け、4回目にして、漸く陰性になり、通常病棟へ入院できたのである。

普段のお薬も奥様に手渡されて飲む様な旦那様である。

如何に、奥様が大変だったかが、想像できる。

これまた、面倒見の良い奥様なのである。

 

インドへ来たくて来たわけではない。無理やり旦那様に連れてこられた奥様。

彼女の心はいつも香港にある。

そう私の心が日本にあるのと同じ様に。

 

この10年、慣れないインドで家族の為に尽くしてきた奥様。21日間、天国の島でのんびりするのも良いのでは。

 

ただ、ノーオプションと言っていた奥様。まだ、ホテルは予約していないとの事。

どれだけ高いか分かっているのだろうか🙄

×21日

 

ですぞ。

 

しかし、在留資格は、お金で買えるものでは無いから、行くのであろう。

この状況を鑑み、有効期限を延ばすなどの恩赦処置はないのであろうか?
社会主義色がどんどん濃くなる香港。

 

さて、お友達一家は香港へ辿りつけるのであろうか🙄