アトゥールの日々

目指せインド or カナダでFire!!

ちょっとモルディブ行ってきた🛫(3)*シャーク編*

シャークに噛まれたの巻き🦈

 

モルディブ滞在3日目、アイランドホッピングに行く

 

コース:

*イルカの大群を見る

*エイ(Stingray)の大群と遊ぶ

*シャークと一緒にスノーケリング

*白浜の無人島でランチ

*沈没船を見ながらスノーケリング

 

と5か所をめぐるツアーであった。

 

残念だが、イルカの大群とやらには遭遇しなかった。

遠くで何かジャンプしたのを見たが、イルカかどうか定かではない。

それも、一匹だけ、 イルカという事にしておこう。

 

エイは浜まで一杯やって来て好きなだけ触ることが出来た。

とっても可愛く人懐っこく(?)てびっくり。

f:id:atur:20211114133416p:plain

 

そして、事件は

『シャークと一緒にスノーケリング』

で起きたのである。

 

いるいる、大群のシャーク😳😳😳

 

海に潜る前に説明を受けたところ、

 

触りさえしなければシャークは攻撃してこない!!

 

と、言う事だった。

何シャークか知らないが、2本の鋭い牙が飛び出した1メートルほどの🦈である。

f:id:atur:20211114140309p:plain

 

注意点

1)サメを呼び寄せるため、船の後尾で餌を撒くから、そこへは絶対近づくな

2)サメが近づいて来たら、動かずじーとしていれば、泳ぎ去って行く。

3)絶対、サメを触ってはいけない

4)写真撮影の際は、後尾 ”近く” まで行く

 

との4点。

 

しかと心得た!!

家族単位で潜ることとなり、私達のグループは、子供4人に私とお友達のお父さんの計6人で潜る。泳げない主人とお友達奥さんは船から見ていた。

 

そしていざ海へと潜ると、いるわいるわ🦈の大群。

船の後ろの方で何やらバシャバシャ音が聞こえるので、餌付けが始まったのであろう。

 

私はなんでも信じやすいタイプなので、このサメは安全と聞けば、私の中では安全なのである。

恐怖など微塵もなく、シャークにまみれて泳ぐなど夢のようで、それはそれは素晴らしい体験だった。

f:id:atur:20211114132908j:plain

f:id:atur:20211114134912p:plain

 

そんな折、インストラクターに写真撮影に呼ばれて、後方へと移動する。

f:id:atur:20211114134542j:plain

手前から、私、私の長男、一番サメよりにお友達の長男君が並び、写真を撮っているところで、叫び声が聞こえた。

 

どうやらお友達の長男君がなにやら叫んでいる。

良ーーく聞くと、

 

『シャークに噛まれたーー』

 

と、聞こえるのは、気のせいか🙄

 

ちょっとサメに当たって、パニクッてるのかと彼の方を見ていると、なんと、うちの長男は一目散に前方へ逃げ去って行った👀👀

 

その早い事、早い事、あんなに泳げたっけ🙄

と言う速さだ。

 

友達を見捨てるとは何事ぞと思いつつ、お友達長男君に近づこうとした時、

 

彼が、抑えている指の間から血がにじみ出てくるのが見えた👀👀

 

うわっ、マジっすか😱😱😱

すぐさま、映画ジョーズのシーンが蘇る。

 

ダーダン・ダーダン・ダーーダン・ダーーダン・・・

と、効果音が頭に響く

 

血を求めるシャークの群れ🦈

 

いやいや、シャークの大群の中で、血はまずいだろう😨

草食の🦈っているっけ??

触らなければ安全だと聞いたが、血はどうなのだろうか?

 

血の説明は無かったぞ😖

 

すぐさま、インストラクターが血を出している彼を船の前方へと引っ張て行き、一人サメの中に取り残された私😅

 

船に残って見ていた人達は、只、パニクッただけだと思ったようで、上から笑い声が聞こえる。

ボーとしている場合ではない、サメが血の匂いに気付く前に私も船に戻らねば…

サメの合間をゆっくりゆっくり気を付けながら進み、船に戻るや否や聞く

 

『指ある??』

 

頷く、息子君。

 

どうやら、食いちぎられてはいないようである。

あー良かった。(と言うべきかどうか…)

なら、なんとかなるだろう。。。

 

ツアー会社の人たちは、

『あれ程サメを触ってはいけないといったのに、彼はサメに触った!!』

 

と、皆に説明した。

この事件を機に、ツアーの申し込みが減っては大変だ。

 

すぐさま予定を変更し、医者のいる最寄りの島に立ち寄り、治療をしてもらう事となった。

彼は指1本に深い傷を負い7針縫う事となった。

また、破傷風の注射に痛め止めも打ってもらった。

f:id:atur:20211114152314j:plain

島には、イスラエルご出身のお医者様がいらっしゃり、

 

『指があって、本当にラッキーだったね』

と、言われた。

 

他のお客様にはしばらくお待ちいただき、ご迷惑をお掛けしたが、治療には時間がかかりそうだったので、ケガした長男君とその母親を島に残し、私達はそのままツアーを続行。

 

後で、ビデオを見せてもらったら、何が起きたのか良く分かった。

写真撮影のために後方へ行ったが、サメに寄り過ぎてしまったか、サメが前に来たか、気付くとサメの大群の中にいた。

何せ波のある海である。同じ場所にずーといることも難しい。

一番サメよりにいたお友達は、慌てて泳いで前に戻ろうと手を掻いた時に、思いっきりサメの顔を叩いていた。

多分、その時に噛まれたのか、飛び出ている牙にあたったのであろう。

 

触るなといわれた。

確かに言われた。

 

が、いざこのようなシチュエーションになると、じっと等していられない。

慌ててサメから遠ざかろうとすると、手が出る事もあろう。

 

彼はと言えば、痛み止めが効いているので噛まれた時の様な痛みは無く、すぐさまインスタのストーリーに武勇談をあげ、この後も海へは入れないが皆と一緒に最後まで旅行を楽しんでくれたので本当に良かった。

 

こっちも、あっちも生き物である。

絶対安全などないのである。

 

ただ、あの時、泳がずにじ~としていれば、噛まれることはなかったと言える。

決して、危ないツアーでは無いが、予期せぬ行動を起こす子供さんなどは要注意である。

海の中、口にマウスピースが入っている状態では、言葉でリマインドし続けることも難しい。

 

島に戻った夜、外へ出かけると、毎日顔を出すアイスクリーム屋にジュース屋さん、

一度しか行ってないレストランにバーの人達にまで、

 

『大丈夫だった?』

 

と、声を掛けられた。

小さい島である、ニュースは一瞬にして広まるのであった。

 

まだまだ、続く…